過食嘔吐について

前澤さんが管理者となって、コラムと質問箱がuniverse-club.jpからlab.universe-club.jpへと引っ越しした。
引っ越し祝いに何が良いかと考えたのだが、ここはやっぱりコラム新記事を投稿して盛り上げるところだろう。
新サイトは「ユニバース・ラボ」と銘打たれている。
ラボってのは研究室のことだ。それならひとつ真面目な姿勢でこの数年の私の研究成果をまとめてみよう。その第一弾が「過食嘔吐女子」である。
過食嘔吐っていうのは、なんとなく聞いたことがある程度の認識の人は多いだろうが、私のように真っ向から興味関心を持って掘り下げたパパはそう多くはないのではないだろうか?
もともと私自身の好みが20才前後で腰の細い女子なので(こういうことを書くこと自体が、過食嘔吐を暗に誘引もするので、本当は良くは無い)、過食嘔吐女子に出会う率がそもそも高い。高いと言っても、過去に一定の深さまで仲良くなることのできたのは3人だけなのだが。
なぜこれを書こうかと思ったかというと、過食嘔吐女子が、私のようなパパとの交際を通じて治っていくことがあることに気が付いたからである。どういうことかをこれから説明したい。
私の中で、メンタルを病んだパパ活女子の大きなカテゴリーが3つあって、それは「過食嘔吐」と「親からの虐待」と「解離性障害」である。この中で過食嘔吐女子というのは、私的にはいちばん扱いやすく、力になってあげやすい。
もっとも過食嘔吐自体が、他の2つのトラウマに比べて自然にも治癒しやすいものなのかもしれない。私がどこまで力になったのかは、判らない。そう考える謙虚さも一応あることは付記しておこう。
過食嘔吐とパパ活とどちらが先か。知らない人は「パパ活のストレスが関係してるのではないか」と考えるかもしれないが、これは間違いなく過食嘔吐が先にある。
過食嘔吐というのは、とんでもなくお金がかかる。手元にあるお金ほぼ全てを使って食材を買って食べて吐いてを繰り返す。だからパパ活を始める。そういう構図だ。
パパ活をしながらも「私にお金を渡さないでください。食材買って食べて吐いてしまうので」と苦しそうに訴える子すらいた。お金ではなく生活に必要な物品を買ってもらったほうが有難いという意味である。彼女たちは本当に心の底から過食嘔吐を治したいのだ。しかし止められない。
そんな過食嘔吐が、なぜ始まるかというと、家族、とくに母親との関係性が大きいようだ。それも虐待とまでは決していかない、心のすれ違いのような不満に始まる。満たされないけれども決して母親を嫌いなわけではない。むしろ好きなのかもしれない。だからこそ母親に反発することが出来ず、一種の自傷行為として過食嘔吐を選ぶ。
リストカットにも似ている。実際過食嘔吐女子の多くはリスカも経験している。リスカしてみるのだが、身体に傷を残すことに抵抗がある女子が、途中から過食嘔吐に走ることもある。
それでどうすれば良いかだが、まずは家庭から離れて一人暮らしするように協力してあげる。これが一番良さそうだ。
家出少女を泊めてあげるような話で、そんなことをする男は社会の敵だ、行政なり医療機関なりが対応すれば良いでは無いか、そういう声が上がって来るのは当然だろう。
しかし行政としては、そこまではっきりとした虐待でない以上手が出せない。
医療機関はというと、過食嘔吐に対応している精神科などの入院機関もあり、そこで良くなる人ももちろんいるのかもしれないが、私の出会った女子の場合は、入院することによって似た仲間と出会って、そこで過食嘔吐のやり方についての情報交換(チューブ吐きのコツとかどんな食材が良いかとか)で話が弾むのだそうだ。まるで刑務所で犯罪のノウハウを教え合うような話である。
なおかつ退院したあと、入院中は監視されていて出来なかった過食嘔吐がリバウンド的に酷くなってしまい、かえって症状が重くなってしまった、家族から隠れてする用心深さだけが身に付いた、だから入院は二度としたくない、そういう子もいる。
パパ、あるいは別にパパでなく例えば彼氏でも良いのかもしれないが、家族程の近い距離感では無い他人、自分を否定しない、すなわち過食嘔吐を止めさせようとしない、責めたりしない人間との同居ないし半同居的な生活で、ゆっくりと彼女たちのペースで快方へと進むのがいちばん良さそうだ。
付かず離れずの距離感で寄り添うことである。この距離感が家族だと出来ない。だから彼氏でも難しいかもしれない。パパ位の割り切った関係性が一番良いのだろう。
全てのパパ活パパが、家出や一人暮らしの面倒まで見てくれるなんてことはもちろん無いし、そのようなパパの全てが私と同じような関係性を築けるかというと、必ずしもそうではないかもしれない。しかし私は精神科医でもカウンセラーでも無いので、その意味では普通のパパである。多少変わり種なのかもしれないが。だから、他のパパさんが同じように家出や一人暮らしの手伝いをしてあげても、私と同じように上手くいく可能性は十分にあると思う。
彼女たちは極端に自己肯定感が低い。「私をどうしてもいいですよ。好きなように扱ってください」という、精神的セルフネグレクトのようなスタンスである。その一方で、彼女たちはかっては(小学生の頃)とてもプライドの高い優等生であったという反面もある。
自分よりも成績の良い妹がいる子も多い。決して妹と仲が悪いわけでは無く、それ故に競争心・攻撃心が内に向かってしまい、自傷行為としての過食嘔吐になってしまうのだろう。
だからとにかく家庭は良くない。虐待されている子の場合と異なり、家庭そのものが悪いのではなく、現在の家庭との相性が悪いのである。だからまずは離れて一定の距離を置く必要がある。
私が関与して(家出や一人暮らしの手伝いをして)家を出た子は、私との関係が最後まで切れずに良くなってパパ活からも卒業していった。一方で、関係が切れてしまった(彼女から私の元を離れて行ってしまった)ある子は、大学に入って既に一人暮らしを始めていた。その子は、既に薬物中毒的に過食嘔吐(彼女は「パーティー」と言っていた。
ラインで「今日は空いてる?」と聞くと「今日はパーティーする気分なので無理です」といった返事が来た。パーティーは夕方から始まり食べて吐いて買い出しに行ってを幾度も繰り返し夜中の3時くらいまで続く。そして我に返って自己嫌悪のどん底に沈みながら眠りにつく)をするための基地のように、自分のアパートの部屋を改造していた。
嘔吐物で床や壁が汚れないように、とくにトイレには一面に段ボールが張られていた。ああいう環境を自分で造り上げてしまった後だと、私がアパートを用意したり、一緒に暮らしたりといった方法での信頼関係の構築が出来ないので、なかなか精神的に入り込めない。それが失敗の原因だったのかもしれない。
この仮説が正しいとすれば、家出や一人暮らしの手伝いをするというのは、かなり重要な鍵、信頼関係構築のチャンスと言える。
過食嘔吐というのは、私が観察する限り、薬物あるいはアルコール依存に近い。最初は家族との関係性に始まるのだろうが、いつのまにか行為そのものに依存するようになる。
ずいぶん悲惨な話を書いているようだが、実際の彼女たちは決して不健康な外観ではない。もしそうならパパ活なんて出来ないだろう。見た目は細身ではあるが、華奢で清楚な女性たちである。ロシアの体操選手をイメージすると良い。妖精的ですらある。

栄養としての食事と、過食嘔吐とは分けているようで、その意味で完全拒食では無い。また、いったんは消化管の中に食物を入れているので、吐いても多少は残留するようだし、なんならその間に少しは吸収もするのだろう。なので細身ではあるが、不健康な肢体では無い。むしろ美しくすらある。
過食嘔吐女子に限らないのだが、こういう病んだ子たちへの対応は、基本的に相手の話を聞いて、決して否定しない、受け入れる、なんなら興味を持って過食嘔吐界隈の話を教えてもらうくらいの低姿勢で臨むのが良いと思う。上から目線は決していけないし、私が今書いているこの文章や、ネットで仕入れた知識などをひけらかして解ったような振りをするのも良くない(知ったかぶりというのは上から目線に通じる)。ただただ寄り添って、時間をかけてゆっくりと彼女たちが自身の内なる力で立ち直っていくのを見守り、そのための環境設定を心掛けることである。
なぜそこまでするのか?たかがパパ活パパのくせに、と思うかもしれないが、ここで悪魔のようなことを書きますが、彼女たちは自己肯定感が低く、本当に何でもやってくれる。どんなことでも指示すれば応じてくれるし、冗談で「○ちゃんのお腹に『△所有物』って入れ墨入れちゃおうかな」って言ってみたら、真顔で「いいですよ」と即座に返してきたくらいだ。<自傷行為の手助けを貴男がやってくれるならそれは望むところです>という感じ。
必要とされることでわずかな満足感を得ようとする気持ちもあるのかもしれない。そのくらい過食嘔吐のどん底にある娘というのは、こちらの性癖を受けれてくれる。だからこそ私は夢中になるし、自分の性癖を受け入れてくれて有難う、という感謝の念があるが故に、彼女たちを救ってあげたいという気にもなる。そういうことだ。
こんな正直なことは書かないほうが無難だし、私という人間の評価を下げることは判っている。しかし全てを書き出さなければ、正しく情報が伝わらないだろう。パパ活パパの本質はこのように利己的で邪悪なものだ。そこを否定はしない。決して善人ぶって書いているのではない。しかしその一方で自己嫌悪のような気持ちもどこかに在り、何とか善へと戻りたいともがく自分もいる。そのような状況のもとにこの関係性は成り立っている。そこは在りのままに、正確に伝えたい。
私のこの経験を伝えたい相手は、過食嘔吐に苦しむパパ活女子と、そのことで悩んでいるであろう彼女たちの親である。もしもある日娘が家出もしくは一人暮らしを始めて、その資金源がパパ活らしいと感じたとしても、それは彼女なりに出口を探してもがいた結果であり、ひょっとしたらそれによって治って行くのかもしれないという希望を伝えたい。
そして私と同じように性欲にまみれながらも一摘みの良心でもって彼女たちの幸せを願うパパ活パパたちにもである。「この子は親から離れた方が良いのかもしれないな」と感じて迷ったときには、その手助けをしてあげても良い。その背中の一押しを私はここでしたい。
その一方で、真に邪悪な男性が、私の真似を装って、自分が支配する性奴隷を得ようと働きかけてしまうことも有り得る。そこは危惧もするのだが、なんとか見極めて欲しい。たぶん過食嘔吐女子にはそれが出来る。精神的セルフネグレクトの中にあっても、本能的な生きる力は持っている。
ある種の精神のダメージというのは、新たな人間関係の構築でもって治すことが出来ると私は信じる。以前のコラムで「悪人でなければ成し得ない善というのは有る」と書いた。パパ活パパ全てに訴えたいのだが、過食嘔吐女子に限らず、そのような関係性の構築を我々は心がけようじゃ無いですか。パパという全くの他人以上家族未満の関係性だからこそ出来ることはある。我々が彼女たちに提供できるのはお金だけでは無いはずだ。
以上、いろいろ批判があるだろうことは承知で書いていますが、自分の実体験から来る偽りの無い感想であり記録です。現在過食嘔吐の真っただ中にあって、出口が見えていない若い女性たちに、何らかの解決のヒントを与えられたら幸甚です。私は貴女たちの辛い状況に乗じて性欲を満たしている汚らしいパパ活パパではありますが、だからこそ貴女たちに回復して欲しいし、幸せな人生へと戻って行って欲しいという願いは持っています。
経験者さんからのコメントお待ちしています。随分と知り尽くしたようなことを書きましたが、この問題についてはまだまだ深く探ってみたいからです。
次は、「親からの虐待」と「解離性障害」についても、中間報告的にまとめてみようと思います。良かったらまた覗いてくださいね。








